オオクワガタ採集

本日もブラックダイヤ💎を探しにお山へと向かいました。相変わらず寒いですね。
今日も気合十分です。
採集に行く前に夢の中でイメージトレーニングをして来ました笑
♀×2、♂×1の大きな成果です。
♀は45前後の大物、♂は中歯。さて実現するのか。


この地域は初の試みです。
標高が高く正直植生も全くわかりませんが、1度この目で確かめる必要があると思い、向かいました。
辺りはアカマツでお出迎え。山道を進むとクヌギやコナラへと変化して行きました。
更にカワラ材がゴロゴロと転がっています。
いきなり出るか?
期待はしていましたがそう甘くはありません。
クワガタすら見つけることが出来ません。
そのまま山を降りて沢沿いを進んでみましたが、クヌギやコナラが一切なく、どれも初めて見る樹木ばかり。環境が大いに違いました。
標高が関係しているようです。
ただ記録はある地なので標高を抑えてポイントを絞れば不可能では無いかと思います。
時間はかかりそうですが…

続きです。場所を移動し、今度は少し標高を下げて異なる沢沿いを攻めてみました。
というのも道中エノキが多少生えて気になってしまい、つい車を降りて探すことになりました。
奇跡的に台場クヌギが1本。そしてやや太めの枝折れしたエノキに手を付けてみましたが、コクワガタしか現れず。この材に居ないのであればこの地域は厳しそうです。そしてまだ植生も未知の樹木ばかりです。先程より環境はややマシにはなりましたが、まだまだ標高を抑え無ければ厳しそうです。

第2ポイント
今度は既存地域へ向かいました。
実績として今年の3月にて1本コナラの倒木より新成虫の♂×2、♀×1を出したポイントです。
その付近に倒木が幾つか転がっていた記憶があるので早速山に入りました。
思った通りコナラの倒木がありました。
数本手を付けますがオオクワガタが好むような材ではありません。白枯れはほんの一部で茶色く劣化しており、かなり厳しそうですが、食痕があります。
取り敢えずクワガタの幼虫であることは間違い無いので確認の為、食痕を辿っていきます。
出てきました。
え?コクワガタとは何かが違う。体を見たら
何となくそう感じました。
手に取り頭を確認するとオオクワガタ3令♀幼虫です。こんな材にいるんですね。驚きました。
取り敢えずありがとうございます😊

だいぶ疲労が蓄積して来ました。
黒い者は中々現れないですね。しかし気持ちは折れていません。まだお昼です。コンビニで昼食を済ませ、ポイントを再度選定します。
最後は思い出の山にいきました。
オオクワガタを初めて採集した場所です。
2020年1月上旬コナラの切り株より3令♀を出し、
この経験によって幼虫の同定がも出来るようになりました。また36.6mmと小柄ではありますが、無事羽化してくれたので感謝です。
さて本題です。
もちろん実績があるのでいることは間違い無いです。20年も前はこの地で74オーバーが出たみたいで昔から数は多くいるようです。
ただ問題なのは山が深いことです。あと4時間で全てを把握するのは厳しい為、沢をひたすら進み、左右の環境を良く観察します。
沢には数多くの倒木がありました。
しかしどれもまだ倒れたばかりで手がつけられません。ただこの一帯もエノキが多く、エノキの倒木も多くみられたので数年経てばおそらく現れるでしょう。そこまで待てない😂今とりたい
でも仕方ないです。そこは自然に任せるしか…

先へ進むと植生がガラッと変わってしまいました。
いったん山を登り様子を見ますが、中々材がありません。時間も時間なのでここでタイムアップ。山を降ります。
とはいえまだ諦められない。
沢沿いを歩くと来た道と被ってしまうので山の斜面を平行に進みながら山を降ります。
少しでもブラックダイヤ💎に近づきたいのでこうするしかありません。
道中遂にエノキの立ち枯れを見つけました。
期待を胸にまずは枝折れから手をつけますが、
硬い!!硬すぎるこれでは入らない。
次は根元辺り。ここはサクサクとしてて良さそうな感じでしたが、材が腐敗しており、オオクワガタの好む材ではありませんでした。
白枯れの条件が良い状態でこの地の個体数を把握したかったのですが残念です。
悔しいですがここまでです。
10時間も山中を歩き続けて流石に疲れが。
何とか幼虫1頭を確保出来たのでボウズは回避できました。とはいえ採集実績のある地域で出せなかったのは心残りです。完全に実力不足でした。
ただ学ぶことは多くあるのでまた次に活かして
頑張ろうと思います。

以上です。


昆虫記

bayashiの昆虫記になります。 クワガタメインの採集屋。最近はブラックダイヤを求めて活動しております。 宜しくお願いします🤲

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