2020.11.22今週もオオクワガタ採集に行って参りました。かなり厳しい闘いが続きました。
今回は新たなる進化を求め、既存地域で無く有名地を大きく外し且つ未開拓の地での採集を試みました。
第1ポイント。
正直居るかは全く検討も付かない場所。
それでも以前から気になっていた場所であるので
根気強く頑張ることに。
車を降りると極寒。下界とは大きく違いました。
(下界とは…我が地元の市街地のことです笑)
温度計は2℃を示していました。
早速山に突入。
意外にこの地域にも台場クヌギがまばらにあるようです。これならゼロで無いかも。
谷を登り、深い山に向かいました。
どうやら広葉樹林ぽいので一安心。
ただ台場クヌギは点々とありますが、その他の樹木は細身のコナラが多く、オオクワガタの入る様な太い材は一切ありません。更に山を登り進みますが、コナラ、アカマツの混合林。とても居る気配がしません。ここで時間を大いに使いたく無いので別の位置から山を降り、進むことにしました。
すると台場クヌギや太めのコナラが増えてきました。その為この辺りで捜索。
辺りを見渡すとカワラタケの生えたコナラやクヌギの倒木ばかり。20本は有る。
ここにいないのであればこの地域はおそらくブラックダイヤは💎居ないと思われるので絶好のチャンス。とはいえ中々条件の合う木が全く無い…
2本程過去に出した材と似た非常に条件の良いカワラ材は有りましたが、食跡が無く、コクワガタすら居ないというまさかの展開に。
こんだけ木が有れば居るかと思いましたが、やはり
難しいですね。木を見つけるのが最低条件ですが、そこから上質な材に出くわすのにまた大変で、また良い材があるからって居るとも限らないさすがオオクワガタですね。
余程個体数が少ないのかあるいはそもそも存在しないのかと言ったらやはり存在しないのでしょう。
この地域はオオクワガタ以前にコクワガタすら見つけられないというまさかの展開でした。
あれだけ発生木が密集していたら間違いなく、入ると思っていたのですが予想を遥かに上回りました。
しかしこれも大きな成果ですね。
いい勉強になりました。
第2ポイント。元々行く予定は有りませんでしたが、たまたま通りかかったので行くことにしました。このポイントは夏場にオオクワガタの♀死骸を発見した場所です。山というよりは森ですが、ひとけのない場所で沢があり、エノキも生える期待ができそうな場所でしたので、今回は沢沿いを攻めてみました。倒木は少なく、微妙な感じでしたが、老木エノキの倒木があり、また朽ちては居ませんが、いつの日か期待が出来そうです。
森の中にはいくつか発生木があるので夏場に生きた生体を見られるかもしれないです。
第3ポイント。個体数はそこまで多くないと思いますが、残っていると信じている地域です。
材採集ではまだ一度も採集が出来ていないこの地域。難易度は高いけどそろそろ達成したい所。
今回も沢沿いを攻めて見ましたが、倒木が全く見られず、ボウズの予感がして来ました。
そんな中マップを見ているとふと思い出しました。
夏場に発見した竹林の中にクヌギの倒木がある場所。確かこの先だったような!!
早速進むとやはり竹林が見えてきた。中に入るとやはりあった🤭🤭
期待はしていませんがやるしかありません。
するとやや太めの食跡が。なんだろう。
あの地域ならオオクワ率が高いけど薄い地域だからなぁ。期待はせず黙々とけずっていく。
出てきた。これはコクワガタたべ。なんて思いながらよく観察するとコクワガタじゃない。
これは……オオクワガタ♀3令幼虫だ。
おっしゃー遂に達成出来たぞ。
これでボウズは免れました。ホットしました。
↑オオクワガタの第一気門は1番湾曲が強いので比較してみると良いですよ。
↓はノコギリクワガタです。
やはりとれると気分が良いですね。
最後は既存ポイントに顔出しに行きました。
エノキ倒木から頭部の巨大な2令♂、エノキの枝折れからは10g越えの3令が出てきました。
しかし残念ながら3令さんを潰してしまいました。
申し訳ないです。
今回は初産地での採集に成功することが出来てとても満足してます。次回以降も未開拓の地で採集を試みるので厳しい闘いが続きますが、めげずにブラックダイヤ💎を追いかけていきたいと思います。
以上
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