細い小道を進み、斜面を一気に駆け上がります。

なかなかの角度で結構辛かったです笑

聖地から離れているという事もあり台場クヌギは全く見当たりません。

斜面を降りて行きますが、環境がなんか違うような気がします。しかし居ないと勝手に判断してはいけません。何処か頭の中に環境の整った聖地があり、どうしても比較してしまいます。

当然地域、環境が異なるのでここはここで考えないと遠回りします。ここは場所も環境も違うんだぞ…と自分に言い聞かせてとにかくオオクワが入りそうな材を必死に探します。クヌギやコナラの倒木どれも硬く手がつけられません。

さらに斜面を降りて沢沿いで少し狙うことにします。奥の方に枝折れ材がゴロゴロ転がっています。辺りを見渡すと立ち枯れもありました。

恐らく樫です。クワガタの産卵痕がびっしり付いています。久々の良材です。これで入らないのであれば居ないと判断します。

枝折れ材の端を見てみると極太の食痕があります。

これは…オオクワで間違いない…

いきなりビックチャンスです。

食痕を辿って行きますが途中で途絶え、結局正体が分からずに終わってしまいました😭

しかしまだ粘ります。　

今度は立ち枯れ部分に手をつけます。残念ながら先程の食痕はこちらには続いていないようです。

位置を変えて根元付近を削って行きます。

アカアシやコクワの3令ばかり出てくる中

ひとつ飛び抜けた巨大な食痕が…

これは絶対そうでしょ。緊張で手汗が…

2021.01