オオクワガタ樹液採集


どうもbayashiです。
ここ最近の採集記を全く書いておりませんが、特に成果もなく、ネタがほぼ無いので気が向いたら書こうかと思います。
今回は記憶があるうちに昨日の採集記を書かせて頂きます。ではいきます😁

本日の目的は新規樹液木です。
冬季の際に新規で何箇所かオオクワの幼虫・成虫を出したエリアに加えて以前見つけた新規樹液木の確認も行いたいと思います。

数カ所ありますが、取り敢えず2箇所だけ。
1箇所目は
冬季の実績として幼虫・成虫ともに3箇所で確認しています。濃い一帯であることは間違いないです。
採集の鬼👹を先頭に山中を進みます。

・採集の鬼👹
雰囲気や環境的には不得意な感じです。
ここに似た環境下で樹液木をあんまし見つけたことがないので正直んーーって感じです。
しかし真剣に探すとわりかしウロやめくれのある木々がチラホラあります。
有力とはいえませんが、オオクワの入るスペースはあるので可能性はゼロではありません。

またしばらく行くとご立派なウロのあるクヌギがありました。樹液が出始めており、ウロが深くオオクワには最適な木です。そこそこ可能性があるので念の為、マーキングをして様子見です。
しばらく探しますが、これといってパッとするものはありませんでした。
難しいですね😅
とはいえ冬季に実際に出ているわけなので何処かに御神木が眠っていると思ってます。
次は冬季の際に山奥で見つけたクヌギのウロめくれありの樹液木に向かいます。
そのエリアは全く知らない地名です。
もちろんオオクワをあげたことはありません。
しかしこれは……ってなったオーラのある木があり、行かなくてはなとなりました。

15キロの重りを背負いながら山中を進みます。
現地に到着しましたが思った以上にうろ、めくれが高い位置にあります。
2階建てのアパートです。
1階のうろ、めくれは脚立で問題なく届くので
中を見てみるとやばいです笑
オオクワの入れるスペースが複数あり、多くのクワガタが既に住み着いています。
残念ながらオオクワは入っていませんでした。

問題は2階の方です。
脚立の最上部に登って中を確認することは出来ますが、手がギリギリ届きません😅
取り敢えず見える範囲で確認すると……
右のめくれの奥に光沢があり、厚みのある大きなクワガタが入っています。
え? これって……オオクワじゃないか…
物凄く焦りました。
覗きたいですが位置が高くてぎりぎり届きません😅
でも諦められない。
そこで木の枝分かれした部分に脚立を上手くかけて登ることにしました。
奇跡的に脚立が安定し、再度挑戦です。

真上から覗くと……
間違いありません。これはオオクワガタの♂です。
ん?これは顎が欠けてるのか?
よく見ると欠けているのではなく奇形でした。
右顎が中歯で左顎が大歯の変わった貴重な新成虫です。これはすごいぞ😆
負けられない👍

取り敢えずガッカリさせたく無いので
下にいる採集の鬼👹に間違いなくオオクワと
声を掛けます。

ここからが厳しい戦いでした。
めくれの奥にいて体がピッタリハマっているのです。掻き出し棒でうまくとりだそうと試みますが、全く動きません。手強い……
何度も試行錯誤して30分…
ようやく表面までもってこれました。

・格闘前
・格闘後
遂に捉えました。
やべーかっけぇーー😍
感動ものです。
新規樹液木で5月は初、そして奇形も初の出来事で
物凄く貴重な経験になりました。
既存樹液木では無い、新規の樹液木で得られたことこれが大きかったです。
新環境ということもあり、これに似た環境下で2箇所同レベルの木を確保しているのでおそらく入ると思います。また視野が広がりました😁
そしてこれでオオクワ病が再度重症化しました笑
楽しすぎる👍

最後は既存の樹液木を回り、採集は終わりました。
いやーー壮絶な闘いでした。
個体、環境共に貴重なものとなりました。
新たな環境下で得られたのも今後の採集にかなりの影響をもたらすと思います。
まだまだ学ぶことは多いですが、採集を楽しみつつ引き続きオオクワガタを追い求めていきたいと思います。本日はこれにて終了です。
有り難うございました。

以上




昆虫記

bayashiの昆虫記になります。 クワガタメインの採集屋。最近はブラックダイヤを求めて活動しております。 宜しくお願いします🤲

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