山梨レアを目指して

どうもbayashiです。

何度目かは忘れましたが山梨レアへの挑戦になります。今回は感動のドラマが待っています。

2021.3.20

相変わらずレアでは沈没ばかりです。

しかしいるかいないか分からない地での採集はワクワクが止まりません😊

この近辺は全くもって知りません笑

聞いたことがない地域です。

この一帯は土地が開拓され、山はなく、森や雑木林といった感じです。雰囲気だけは良さげです。

クヌギに関しては古くて50年代もので老木はおそらく伐採されており、厳しい状況のようです。

深い森に入ると…

お?となる食痕は見つけましたが、巨大化したコクワの3令幼虫です😅

さらに奥へ進みますが、若木が多く、これではオオクワは入りません。

諦めて戻ることにしました。

その道中コナラの立ち枯れを見つけ、相棒が手をつけます。

え?    ウソだろ……

何と出てきたのはチビクワガタでした。

初チビです😊

何より驚きなのは場所です。

この地域は聞いたことがありません。

オオクワよりレアだと思います。

快挙達成しました。

この調子でオオクワもいけるのか?

第2ポイント。

以前軽く散策した時、植生が良く、オオクワの生息にはもってこいの場所だと感じた為、今回は深入りすることにします。

急な谷をひたすら登っていくとオオクワの匂いが

プンプンするエノキの立ち枯れが！！

これなら…と思いましたが、材が固く、まだ朽ちていないようです。なので温存材としてまた来年確認しにいきたいと思います。

さらに進んでいくと左の斜面に太めの切り株が見えます。行くか迷いましたが、行くんだbayashi👍👍

そう言い聞かせて近づくとおそらくカエデ類だと思われる切り株がありました。

非常に興味深いので探りを入れて見ることに。

材質は良くやや水分を含んでおり、太い食痕がいくつもあります。

ノコギリを予想していましたが、出てくるのはミヤマ3令幼虫でした。とにかく食痕がデカイ。

良い光景が見れました。

その後も探索を続け、良材に巡り合うものの、かすることはありませんでした😅

やはり甘くない…

場所を大きく移動します。

記録のある地ですが、まだオオクワを出したことがありません。

思い切って新規開拓。

標高は上がりますが、山にガッツリ入ります。

急な斜面を上った先には良さげな樹液木がポツンとそびえ立っていました。

他にも頭上5m程度にめくれのある樹液木も見つけました。死骸も多くあり、シーズンは間違いなく栄えると思います。オオクワも入る可能性はあるので何度かは通うつもりです。

時刻は16時。時間もなくどうするか迷っていた時、ふと頭によぎりました。

以前に温存材として確保した材はどうなってるのかなと…

良く朽ちて良さげな感じかと思いきや…

腐敗が進みすぎて全くダメでした。

残念🙍‍♂️

諦めて周辺を探索していると相棒が幼虫を出したようで何かコクワじゃないなぁ多分オオクワと言ってます。

慌てて駆けつけ、確認すると間違いありません。

オオクワの3令幼虫です。

すげーの一言です笑

ようやくこの地域で出せたのでかなり嬉しかったです。その後を周辺で採集を続けますが、現れることはありませんでした。とても貴重な1頭です。

大切にしなくては💪

体重:3g、頭幅:10mm

本日はこれにて終了です。

今回はかなり内容の濃い採集となりました。

本当に最後の最後でオオクワ3令幼虫を出せて満足しています。

その他チビクワガタは痺れましたね。

初採集で記録のない超レア地域で出せたのは相当大きいです。ラッキー過ぎました。

以上